コロナ禍で苦しむ女の子たちのためにご協力をお願いします。
女の子は、コロナのことなんて知らなくていい。
女の子は、外出自粛で虐待を受けても仕方がない。
女の子は、家計のために学校を辞めなければならない。
女の子は、さらに幼いうちに結婚させられる。
「女の子」というだけで差別され、
暴力を受け、搾取され続けてきた途上国の女の子たち。
新型コロナウイルスが感染拡大するなか、
彼女たちはさらなる犠牲を強いられています。
感染の危険に怯え、未来の可能性まで
断ち切られようとしています。



世界中が危機的状況のなか、犠牲になるのは弱い立場の女の子たち。生活や教育の面でさまざまな差別や制約を受けてきた彼女たちは、新型コロナウイルスによってさらなる危機をむかえています。



農業や小売で日々の生計を立てていた人々を移動制限や都市封鎖が直撃し、生活は困窮を極めています。「早すぎる結婚」がさらに低年齢化され加速。人身取引で性的搾取の犠牲になるリスクも高まっています。


家にいる時間が長くなり、とくに女の子や女性へのドメスティック・バイオレンスや虐待の報告件数が急激に増加。望まない妊娠が増えるリスクも。感染症に対する知識もないまま病人の介護をさせられ、感染の危険にさらされています。


水汲みや患者のケアは女の子や女性の役割とされ、教育は後回しにされがち。経済的に困窮している家庭では女の子の中途退学が増えます。休校中の強制的な結婚や妊娠によって、学齢期であっても復学の道が閉ざされてしまいます。
遠い国の女の子たちは、
これまでも過酷な環境下に
置かれていました
途上国の女の子たちは、生まれた時から「女の子だから」というだけの理由で差別され、虐げられてきました。

世界の非識字人口の
約3分の2が女性※1
家事労働のために学校へ通えず、識字率が極端に少ない。収入の手立てがなくなり、搾取の対象に。

途上国では、約3人に1人の女の子が18歳未満で結婚※2
教育の機会が奪われるだけでなく、妊娠や出産による身体的ダメージも。出産は女の子の主な死因。

身体的暴力を受けたことのある女の子は約4人に1人※3
世界で1億2000万人の女の子が性的暴力の被害に※4。加害者は制裁を受けず、女性が悪いとされる地域も。

人身売買の被害者の71%は女の子か女性※5
家事使用人や性産業の働き手として、騙されたり誘拐されて売られ、暴力や搾取の対象に。
※1 The World’s Women 2015 Trends and Statistics (United Nations, 2015) ※2 Marrying Too Young (UNFPA, 2013) ※3、4 A Statistical Snapshot of Violence Against Adolescent Girls (UNICEF, 2014)(3は15~19歳の女の子のうち、15歳以降になんらかの身体的暴力を受けたことがあると回答した女の子の割合) ※5 Global Report on Trafficking in Persons (UNODC, 2016)


衛生面や医療サービスが脆弱な途上国では、弱い立場の女の子が犠牲になるリスクが高まります。また、さまざまなプロジェクトが中断されて本来できるはずだった活動も滞ります。今後さらに、差別や不平等がより大きく、深刻なものになることが予想されます。
長期間の外出制限によって1500万件のジェンダーに基づく暴力被害の発生が予測される。
※3カ月ロックダウンした場合
114の低所得国で4700万人の女性が避妊具の入手が困難になり700万人が望まない妊娠に直面することになる。
※6カ月ロックダウンした場合
マララ財団は、新型コロナウイルスの影響で約2000万人の中等教育を受けていた女の子が、学校を中途退学するだろうと警告している。
新型コロナウイルスへの対応で早すぎる結婚防止への取り組みが中断され、今後10年で1300万人の女の子が早すぎる結婚をさせられる見通し。
Impact of the COVID-19 Pandemic on Family Planning and Ending Gender-based Violence, Female Genital Mutilation and Child Marriage (UNFPA, 2020)
Malala Fund (2020) Girls’ Education and Covid-19

生活の立て直しには、長期的な活動が必要です。ご支援いただくことで、地域や国と手を取り合い、さまざまなアプローチで活動することができます。とくに影響を受けやすい女の子や女性に寄り添いながら、感染拡大防止のための支援も継続していきます。
- 各地域の状況に合わせ、この他にもさまざまな支援活動を行っています。
各地域の状況に合わせ、この他にもさまざまな支援活動を行っています。


プラン・スポンサーシップ

女の子に配慮した、長期的で地域に根付いた支援
プラン・スポンサーシップ
プラン・スポンサーシップは、教育や保健医療、家計の安定といった途上国のさまざまな分野の課題を女の子のニーズに配慮しながら総合的に解決し、地域全体の底上げをはかります。長い時間をかけて信頼関係を築き、行政も巻き込んで人々の意識を変えていくことで、感染症の蔓延時などにも必要とされる支援を素早く届けることができます。その効果は家族や男の子、さらには地域全体にも波及します。女の子を含む住民一人一人が自分の力で立ち上がるその時まで、見守り続けることができる支援です。
*活動の成果をお伝えする「年次報告書」(年に1回)や機関誌「プラン・ニュース」(年に3回)、チャイルドや地域の近況を報告する「一年の歩み」(1年~1年半に一回)をお届けします。
手紙などでの交流を通じて、
女の子の成長を見守る。
18歳までの女の子(チャイルド。男の子も可)ひとりと手紙のやりとりすることができます。写真つきの成長記録や手紙を通じて、ひとりの女の子の成長を見守ることができます。また彼女の生活の変化や地域の変化を知ることで支援の成果を実感できます。*チャイルドとは地域を代表する子どものことです。※現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、チャイルドへの配達に遅れが見込まれています。
寄付月額
チャイルド1人あたり

- ※税額控除の場合の控除額「(寄付額-2000円)×40%」のことです
- ※控除額には一定の上限額があります
- ※申告者の所得、寄付額によっては「所得控除」が有利となる場合があります(詳しくは最寄りの税務署にご相談ください)
